甲子園球場と「ホットドッグ」
2007.10.30 Tuesday
こんにちは。甲子園球場リニューアル担当者ブログ、今回は、私@ミスターMが担当させていただきます。
先週から日本シリーズが始まりましたね。タイガースが出場していないのが少し寂しい気もしますが、両チームには日本一を目指して熱い戦いを期待したいですね。
日本一といえば・・海の向こうのメジャーリーグでも世界一をかけた戦いが繰り広げられ、先日は、松坂投手の投打の大活躍でレッドソックスが3連勝。その勢いで一気に4連勝し、世界一になりました。(いや〜ホント、強かったですねえ)
さて、そんなメジャーリーグを楽しむ観戦スタイルと言えば・・やっぱり「ホットドッグ」を食べながら、というスタイルでしょうか。
メジャーリーグでは各ボールパークがそれぞれのオリジナル(名物)ホットドッグを販売していて、観戦の際にはなくてはならない存在となっています。
例えば、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークでは、下記「フェンウェイフランク」が定番メニューとなっていて、あのイチロー選手も大好物だとか・・
その他にもフェンウェイパークでは「ロブスタードッグ」も人気を集めて
います。
こちらはロブスターをふんだんに使用した贅沢な一品で、値段はなんと
2,500円!
それでも一日900個以上は売れる人気商品だそうです。
ボルチモア カムデンヤードの名物は、「クラブ・ケーキ・サンドイッチ」。
ボルチモアの特産物である「カニ」をほぐしてハンバーグのようにまとめたクラブケーキをバンズに挟んでタルタルソースをたっぷりつけて食べるのが定番だとか。
それでは、ここで問題です。日本で一番最初に「ホットドッグ」が販売された場所はどこかご存じでしょうか?
正解は・・・・なんと「甲子園球場」!
時は、1934年(昭和9年)。あのベーブ・ルースが大リーグ選抜のオールスターチームで来日し、11月24日、25日と甲子園球場で試合をした際に、日本で初めて「ホットドッグ」が販売されたと言われています。
当時の情報はあまり残っていませんが、ドイツ人のソーセージ職人へルマン・ウォルシュケ氏が、当時日本ではあまり食べられていなかったソーセージを普及させるため、日本で初めてホットドッグをつくって甲子園球場で販売したと記録されています。数年後には、日本国内で「ホットドッグ」ブームを巻き起こしたとも言われています。
当時は、日本への「ベースボール」の普及に加え「ホットドッグを食べながら・・」という観戦スタイルも同時に普及されていたんですね。
ただし、「ベースボール」は、日本では「野球文化」として着実に根付いたのとは対照的に「ホットドッグを食べながら・・」という観戦スタイルについては、日米の食文化の違いが影響したのか、それほど日本では浸透しなかったようです。
甲子園球場においても「ホットドッグ」はあまり定着せず、今も昔も「カレー」や「焼き鳥」が定番メニューの座を維持しています。
現在、甲子園球場はリニューアル工事の真っ最中ですが、同時に「食」のリニューアルの方も来春に向けて着実に進めており、お客様に喜んでいただけるような新メニューも続々登場する予定ですので、皆様どうぞご期待ください!!
先週から日本シリーズが始まりましたね。タイガースが出場していないのが少し寂しい気もしますが、両チームには日本一を目指して熱い戦いを期待したいですね。
日本一といえば・・海の向こうのメジャーリーグでも世界一をかけた戦いが繰り広げられ、先日は、松坂投手の投打の大活躍でレッドソックスが3連勝。その勢いで一気に4連勝し、世界一になりました。(いや〜ホント、強かったですねえ)
さて、そんなメジャーリーグを楽しむ観戦スタイルと言えば・・やっぱり「ホットドッグ」を食べながら、というスタイルでしょうか。
メジャーリーグでは各ボールパークがそれぞれのオリジナル(名物)ホットドッグを販売していて、観戦の際にはなくてはならない存在となっています。
例えば、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークでは、下記「フェンウェイフランク」が定番メニューとなっていて、あのイチロー選手も大好物だとか・・
その他にもフェンウェイパークでは「ロブスタードッグ」も人気を集めて
います。
こちらはロブスターをふんだんに使用した贅沢な一品で、値段はなんと
2,500円!
それでも一日900個以上は売れる人気商品だそうです。
ボルチモア カムデンヤードの名物は、「クラブ・ケーキ・サンドイッチ」。
ボルチモアの特産物である「カニ」をほぐしてハンバーグのようにまとめたクラブケーキをバンズに挟んでタルタルソースをたっぷりつけて食べるのが定番だとか。
それでは、ここで問題です。日本で一番最初に「ホットドッグ」が販売された場所はどこかご存じでしょうか?
正解は・・・・なんと「甲子園球場」!
時は、1934年(昭和9年)。あのベーブ・ルースが大リーグ選抜のオールスターチームで来日し、11月24日、25日と甲子園球場で試合をした際に、日本で初めて「ホットドッグ」が販売されたと言われています。
当時の情報はあまり残っていませんが、ドイツ人のソーセージ職人へルマン・ウォルシュケ氏が、当時日本ではあまり食べられていなかったソーセージを普及させるため、日本で初めてホットドッグをつくって甲子園球場で販売したと記録されています。数年後には、日本国内で「ホットドッグ」ブームを巻き起こしたとも言われています。
当時は、日本への「ベースボール」の普及に加え「ホットドッグを食べながら・・」という観戦スタイルも同時に普及されていたんですね。
ただし、「ベースボール」は、日本では「野球文化」として着実に根付いたのとは対照的に「ホットドッグを食べながら・・」という観戦スタイルについては、日米の食文化の違いが影響したのか、それほど日本では浸透しなかったようです。
甲子園球場においても「ホットドッグ」はあまり定着せず、今も昔も「カレー」や「焼き鳥」が定番メニューの座を維持しています。
現在、甲子園球場はリニューアル工事の真っ最中ですが、同時に「食」のリニューアルの方も来春に向けて着実に進めており、お客様に喜んでいただけるような新メニューも続々登場する予定ですので、皆様どうぞご期待ください!!
auther : 歴史館担当者 | - |