甲子園歴史館ブログ

ツタの里帰りセレモニー

2008.06.24 Tuesday
こんにちは。本日は西浦が担当します。

さて、もう10日も前の事になりましたが、6月14日(土)「ツタの里帰りセレモニー」が開催されました拍手
先日のブログでもご紹介した「ツタの里帰り」を記念して行われたセレモニーには、全参加校の代表として近畿2府4県から1校ずつ、計6校からひと足早くツタが里帰りしました。
当日は、その6校から野球部主将に出席してもらい、主催者である日本高野連、朝日新聞社、阪神電鉄の代表者とともに、ツタの記念植樹を行いました植物

1塁側のタイガースショップ前に突如現れた植栽枡(わかりやすく言えば花壇)に植えられた6本のツタは、約2m位の大きさで、甲子園にあったツタに比べると葉も小さくて若々しい印象子供
でも、紛れもない「甲子園のツタ」なのです。

セレモニー開始前から大勢の報道関係者が集まりました。
ずらりと並ぶテレビカメラが壮観ですね〜!

夕方のニュースや新聞でも多く報道していただいた、記念植樹のシーン。右側は阪神電鉄・坂井社長、左側は金光大阪高校と姫路市立琴丘高校の野球部主将嬉しい植えられたツタに丁寧に土をかけます。

1塁側の階段下につくられた特設ステージで記念撮影カメラ
6名の主将からは、「ツタと一緒に夏の甲子園に僕たちも来られるように頑張る野球」という力強いコメントがありました。
8月にはツタも今以上に成長しているでしょうから、地方大会を勝ち抜いて是非甲子園でツタと再会してほしいですね楽しい

最後はグラウンドでも記念撮影。この写真は、主将以外の野球部員の皆さんも駆けつけてくれた、琴丘高校。甲子園のグラウンドでの記念撮影は、よい思い出となったでしょうか・・・

このツタは今シーズンいっぱい、10月からのリニューアル工事が始まる直前までそのまま植えられます。現在は保護のため柵で囲われていますが、そばを通られた時には、姿を見に来てあげてください見る

工事の足場が上にかかって雨がかからない場所のため、毎日、警備のスタッフが水やりをして大切に育てています。皆さんも大切にツタの成長を見守ってあげてくださいね植物
auther : 歴史館担当者 | - |