甲子園歴史館ブログ

尼宝館

2009.12.28 Monday
みなさん、こんにちは!
今年もあとわずかですね雪
今年最後の更新になるかもしれない今回は、昼田が担当させていただきます女

先日、兵庫県尼崎市にある「尼宝館(にほうかん)」という旅館にお邪魔してきました。
こちらの旅館は1958年から今年までの52年間、甲子園に出場する代表校の宿泊先として、高校球児を支えてきた旅館です。残念ながら、やむを得ない事情で今年閉館することになったそうです…悲しい

20年ほど前からは主に愛媛県勢の代表校の定宿になっていたそうで、館内には宿泊した学校の記念の品々がたくさん飾られていました。




なんと!「打撃の神様」川上哲治さんの色紙も発見しましたよ見る


1990年の選抜で、2度のサヨナラ勝利で初出場ながら準優勝を飾った“ミラクル新田”の選手たちも、こちらの「尼宝館」に宿泊していたんですよ。
あの快進撃を、陰ながら支えてくれていたんですね嬉しいおにぎり

球児が寝泊まりする部屋のあちらこちらには、球児たちが書き残した想い出の一筆も…



歴史を感じますね〜嬉しい
昔、宿泊した球児がひょっこり遊びに来たりということもあるそうです猫

お話を聞かせていただいた田中様は「球児のみんなにはたくさんの思い出をもらって、本当に感謝しています。」と何度もおっしゃっておられました植物
私も高校野球ファンの1人として、長年にわたり高校野球を支えてきてくれたこの旅館に、感謝の気持ちでいっぱいなりました女


こちらの尼宝館からも、甲子園歴史館に展示協力いただく予定です拍手



auther : 歴史館担当者 | - |